【東京】未来戦略勉強会

100年時代の働き方・生き方を考える

「7つの習慣」の使い方 ②

前回、7つの習慣の概要を書きましたが、今回は簡単に実践編を書いていきます。

今日のポイントはコレです↓↓↓

社会における最初のコミュニティは「自分自身」

その自分自身を正しくコントロールする術を身に着ける

「刺激と反応」について

人は何らかの刺激を受けた後で反応しますが、これには、2種類の人がいます。刺激を受けて直ちに反応するタイプと、「どんな反応をするか」選択をして反応する人に分かれます。それは、

アウトサイドイン 反応的

インサイドアウト 主体的

であるかどうかで違っているので、実は、もともとの性格などではないのです。

大切なのは、刺激に対してどう反応するか、自分で選択するコントロールできる人間になることです。

この2つの違いについて説明する前に、こちらの図を見てください。人は、皆、

関心があることとないことがあり、自分で影響を及ぼすことができることと、できないことがありますよね。それを図にしたものです。

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この図を踏まえて、2つの違いを説明していきます。

 

反応的な生き方とは

自分が関心はあっても、コントロールできない事にエネルギーを費やす生き方です。今であれば、コロナウイルスについていくら関心を持っても、自分自身の力で撲滅させたり、消し去ったり、あるいは、コロナ流行以前の世界に戻すことはできませんよね?

自分でコントロールできない事ばかりに意識を向けていると、常に他人や環境のせいにしてしまいます。「~できない」あるいは「~しなければいけない」という思い込みや口癖がある生き方をイメージすると分かりやすいでしょう。

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主体的な生き方

こちらは、何か問題が起こった時に「じゃあ、どうしよう」と考えることができる生き方です。自分自身で変えられるものは何かを考え、実践していく生き方です。今で言えば、コロナウィルス流行で、客足が減少したお店を自分が経営していたとして、「じゃあ、どうするか、今、この状況で自分にできることは何か」を考えて実践していくことです。

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同じ環境でも、反応的な生き方なのか、主体的な生き方なのかで人生は全く違う結果になります。ましてや、今のような危機的状況では顕著でしょう。その、どちらの生き方を選ぶかは、自分で選択できるのです。

リーダーシップという言葉がありますが、これは、組織やグループの中だけで必要なことではなく、まず、自分自身が「自己リーダーシップ」をもつことが大切です。

自分を環境の奴隷にするのではなく、自分自身の意思と決定でコントロールできるようになることが、マネジメント(=物事を正しく行う)能力を向上させることができる自分になれるのではないでしょうか。

 

その、自己リーダーシップを持つことは、「ビジョンを持つこと」なのですが、次回はその「ビジョン」についてまとめていきます。