「7つの習慣」の使い方 ①
ビジネスマンなら、誰もが一度は読んだことがある、ビジネス書オブビジネス書、それは「7つの習慣」ではないでしょうか。
ですが、けっこう分厚いし、読みはしたものの、実践どころかあまり内容も記憶しないままで「「7つの習慣?読んだことはあるよ?」という人が大半のようです。
様々なビジネス書や自己啓発本を読み漁るよりも、この1冊を読み込んで実践した方がいい、とまで言われている、そんな名著なのになかなか実践できない「7つの習慣」を、実践できるように伝えるのが「7つの習慣セミナー」です。
以前は、定期的に僕もセミナーを開催していましたので、ある程度の内容を簡単にまとめてお伝えします。
「良い習慣は良い方向へ、悪い習慣は破滅へ」
誰しも、良い結果や自分が望む方向へ向かいたいものですが、なかなかそうはいかないのは、やっぱり「習慣」のせいです。
今までと違う結果を求めるなら、違う行動習慣を作っていく必要があります。簡単な例で行くと、ダイエットして今より5キロ痩せたいなら、食生活を変え運動するなど、自分の生活習慣を変える必要がありますよね。
その「習慣」はあまりにも当たり前に身についているので、変えるのはなかなか難しいですが、良い結果を望むなら、良い習慣に変えなければなりません。
悪い習慣を続けていくと「破滅へ」…というと、ちょっとコワい感じがしますが、この「悪い習慣」というのは広義的に「人のせいにする」という意味になります。
人のせいにばかりしている人は、周囲から信頼されなかったり、嫌われたり、遠ざけられたりされますよね。そう考えると、幸せな人生とは程遠いですから、そうなってしまう「悪い習慣」という事になります。
習慣を変える=自己意識のステップアップ
では、少しづつ習慣を変えていって、その自己意識が少しステップアップしたら、どんな状態になるのでしょうか?
- 依存:人は誰でも、生まれた時は「依存状態」。親や周囲の人々の助けがないと生きていけない。肉体的な成長と共に自我も芽生えてくる。
- 自立:経済的自立だけでなく、自分で決めて自分で行動するという「主体性」を持つこと。「何のためにやるのか?」という、人生の目的を持って、逆算して生きること。⇒自分の葬式をイメージしてみる。周囲の人たちは「あなた」を見てどう思うだろうか?想像してみる。※重要事項を優先する
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相互依存:win-winを考える。自立の状態よりも、さらに進化した状態。自分だけが成功したり、うまくいく事を考えるのではなくて、お互いに成長し発展、成功していく。
生まれた時の「依存状態」から「相互依存の関係」になる習慣を
人は、生まれた時の「依存状態」から、肉体が成長していくだけで自然と「相互依存」に慣れるわけではありません。
残念ながら大人になっても「依存状態」のままの人もいますし、「相互依存」の人はとても少ないのが現状です。
では、「相互依存」になるには何が必要なのか…そこにたどり着くために必要なのが「良い習慣」なのです。
次回は、その具体的な習慣の作り方について書いていきます。